ダイビングを始めよう!Part⑤『現在のダイビング』
皆さまこんにちは!
スクーバダイビングカンパニーです。
本日はスクーバダイビングカンパニーインストラクターのTobisawaが
これからダイビングを始める方へ向けて現在のダイビングについてわかりやすくご説明いたします。
昔の人は大変な苦労をして海の中に潜っていたことを実感します。
今の私たちは本当に楽に水中で呼吸をすることができるので、年齢性別、運動神経や特技に関係なくどなたでも楽しむことができるレジャーとなりました。
昨日のヘルメット式潜水からダイビング史上大きな革命を起こしたのはこちらの誕生です。
『ダイビングシリンダー』‼︎です。
世間では、タンクやボンベという呼ばれ方をしていますが
正式名称は、エアーシリンダーと言います。
私達NASDSのダイバーは世界共通のダイビング指導内容を受けているのであだ名ではなく全て正式名称で器材を取り扱っています。
(ちなみにタンクはタンクローリー等の大きな貯蔵するための容器、ボンベは爆発音の表記からきた和製語になっているようです)
シリンダーは円筒容器のことを言い、エアーシリンダーはまさに空気が入った大切な容器となります。
この中に、高圧の空気を入れて必要な量の空気を水中で呼吸しています。
それをつなげているのがこちら。
『エアーデリバリーシステム』です!
正式名称はプライマリーセカンドステージと呼びます。
このマウスピースを口でくわえ
軽く奥歯でかみ、唇でマウスピースをふさぎます。
(イメージはボクサーのようかな??)
そして力は一切必要なく
すぅ〜と呼吸を吸うだけで口の中に新鮮な空気が流れてきます。
吐く空気は写真右下に少し見えるエキゾーズトティーという部分から消費したエアーが出て行きます。
ここが、ブクブクブクブクと吐いた泡が音を出ならして出てゆく場所です。
私はダイビングを始める前には、水中の呼吸は一方通行で吐くときには一度加えているマウスピースを外して吐いてからまた咥えるものと思っていました!😰
当然、自分のインストラクターに原理と呼吸法を教えていただき、すぐに解決しましたが、初心者の心理は色々な角度で考えてしまうということは現在も講習生と携わっているときに気にかけている事柄です。
このエアーデリバリーシステムがあれば楽に呼吸ができ長い時間呼吸を続けることもできます。
だから、海の中でも陸上と同じように私達人間が存在できるということを実証してくれていルのです。
そしてもう一つ大切な器材はこちら…
これは「セーフセカンドステージ』と言います。
これは何に使うかわかりますか?
先ほどのエアーデリバリーシステムと同じ形をしていますね。
そうです、仲間を助けるための器材です。
私達は一人では潜っていません。
必ずバディという二人組のチームを組んで水中に挑みます。
念入りな打ち合わせをしてインストラクターと一緒に潜っていますが、万が一器材の不調があったりトラブルに出くわしてしまった際に、素早く対処して仲間をサポートすることをダイバー精神として身に付けています。
自分だけ良ければ、自分だけ楽しければいい、という考え方ではチームになりませんよね。
「私は一緒に潜るあなたの安全も確保しています」と胸をはって言えるダイバーになっていただいております。
ぜひ未知なる世界へ
安心できる器材を身につけ、仲間と手を取り
インストラクターについてゆき自分の世界にしてゆきましょう!
素晴らしい海の世界が目の前に広がること、間違いありません。
最初の一歩!
今こそ踏み出しましょう。